白陵、淳心、岡白受験日記

現在小4の娘が私立中学受験をいかに克服するか、父親奮戦記

灘中学を受験するのに必要な学力

 基礎力、応用力、学力に関して使われる言葉だが、当然、灘中学合格には応用力が求められる。ところで応用力ってどうしたら身に付くのだろうか。


 灘中学は算数で図形の難問が多く出される。どこの塾のものでも良いので灘用のテキストを見て、結構解ける気がすると思えるのが基礎力があるレベルだ。どういうことかというと、算数の新しい単元は基本レベルの問題で理解し、そして受験で出てくる基礎レベルの問題を解く練習をする。基礎レベルの問題とは、いわゆる大手塾の正答率50%以上の問題だ。正答率50%以下30%以上の問題や、灘中学クラスの応用問題は基本レベルの問題を習ったくらいでは解けない。基礎レベルの問題をひたすら解き、さまざまなバリエーションの基礎レベルの問題に対応できる力を付ける必要があるのだ。


 では応用問題はどう解くのか、それば基礎レベルの問題を複合させたものを解く力をつけることである。応用問題にはある程度パターンがあり、完璧な基礎力があれば、応用問題を解くコツはすぐに身につく。なかなか成績が伸びなくても、コツコツ勉強していた子が、急に成績が伸びだしたら、それは応用力がついてきた証拠だ。そうなればあとは早い。


 では完璧な基礎レベルの力をつけるのにどれくらい時間が掛かるのか、これが問題だ。愚息は小1の頃から、夏休みは1日6時間勉強してきた。これは我が家の笑い話だが、愚息は、「夏休みは家で6時間勉強するたのめものだ」という私の言葉を信じていた。


 3年生の春にA塾に入塾させた。国語は最初から偏差値70以上だった。冬期講習や3年生最後のカリキュラムテストでは算国2科の偏差値が70以上だった。


 普通はここで灘中学を目指すのだろうが、4年生は退塾させて自由に遊ばせた。ただし、算数と国語の基礎力を維持するための自宅学習だけは欠かさなかった。塾に行かなくても、中学受験はさせるつもりだったので、算数は週に1日、4年生用の基礎レベル問題テキストで私が教えていた。それと日々の学校レベルの学習として、4教科対応の通信教育の教材や、夏休みには3年生の総復習をさせた。


 5年生になり、浜学園や日能研などの入塾テストを受けると、1年間、塾に行かなかった割には結構成績が良かった。灘中学を目指すなら、浜学園が良いのではと勧めてみたものの首を縦に振らず、結局、淳心学院で良いというので2学期が始まると同時に、A塾の土曜日コースに入塾させた。すると最初の月一の成果チェックテストでクラス1位になった。こんな感じで基礎力をつけてきた。


 そろそろ、小学1年生から地味に培ってきた基礎力が、応用力として現れる頃だ。明日の模試は頑張って欲しい。


↓ランキング参加中、クリック願います

にほんブログ村 2006年4月・7年3月生まれの子ブログへ にほんブログ村 2007年4月〜08年3月生まれの子ブログへ にほんブログ村 中学受験体験記ブログへ


↓使っている問題集等のはっきりした詳細版のブログはこちら
【パチプロ受験日記詳細版】


 
【進研ゼミ小学講座】
【こどもチャレンジ】
【進研ゼミ中学講座】
【進研ゼミ高校講座】
 

「日本の歴史」定番セット(15巻) (角川まんが学習シリーズ) [ 監:山本 博文 ]

価格:12,960円
(2018/9/8 07:45時点)
感想(81件)